Simon Property Group は、自社の小売ポートフォリオは 35 億ドルの価値があると発表

CEOのデビッド・サイモンは評価額がどのように決定されたかについては詳しく述べていないが、第2四半期の保有株からの純営業利益は57％減少した。

水曜日に証券取引委員会に提出された決算報告書によると、JCペニーや他の小売業者を含むサイモン・プロパティ・グループの小売ポートフォリオからの純営業利益は、第2四半期に前年同期比57％減の5,020万ドルとなった。

同社全体の営業資金は前年同期比1.4％減の10億8000万ドル、リース収入は5％増の13億ドルとなった。 海外不動産を含むポートフォリオの純営業利益（固定通貨ベース）は 3.7% 増加し、米国の純営業利益は 3.3% 増加しました。

米国のモール・アウトレット部門の占有率は80ベーシスポイント上昇して94.7%、米国トーブマンの施設では30ベーシスポイント上昇して93.7%、ミルズ部門ではほぼ横ばいの97.3%となった。 米国のモールおよびアウトレットの基本最低賃料は3.1%上昇して平方フィート当たり56.27ドル、USトーブマンでは1.6%上昇して61.58ドル、ザ・ミルズでは4.3%上昇して36.02ドルとなった。

サイモン・プロパティ・グループの「その他のプラットフォーム投資」（REITの中核不動産戦略とは別の安定した事業）の市場価値は約35億ドル、または1株当たり約10ドルと評価されると、CEOのデビッド・サイモン氏は水曜日にアナリストに語った。

サイモン氏がブランド管理会社オーセンティック・ブランズ・グループと共同所有するスパーク・グループが現在運営する多くの小売業者と、ABG自体への投資に加えて、ポートフォリオにはJCペニーが含まれている。 サイモンは2020年にブルックフィールドとともに百貨店を買収した。

デビッド・サイモン氏は評価額がどのように決定されたかについては詳しく述べておらず、サイモン・プロパティ・グループは説明の要請にすぐには応じなかった。。サイモンが所有する小売業者自体は上場していないため、財務結果を開示する必要はありません。 しかし、JCペニーの収入と利益は、その資産の一部を売却する使命を帯びたパススルー信託によって証券取引委員会に報告されている。 昨年、ペニーの純売上高は３．４％減少し、純利益は３６．３％減少した。

小売開発会社サイトワークスのニック・エゲラニアン社長によると、サイモン氏の小売ポートフォリオの価値の推定は、未知の変数、または変数の組み合わせに基づいている可能性があるという。

同氏は電話で「収益性に基づいた何らかの指標で計算しているのかもしれないが、そうではないかもしれない」と語った。 「おそらくそれは、他のテナントを失う必要がなくなるという事実に基づいているのでしょう。含まれているものが、継続的なチェーンとしての小売業者の純粋な価値なのか、それとも他の価値の割り当てなのかは不明です。」

賃料の上昇と賃貸の勢いを受けて、サイモンは水曜日に通期見通しを引き上げた。 しかし、同社の最高経営責任者は、ビジネスの不安定性を認めた。 デビッド・サイモン氏によると、その一部はストリップセンターのような小規模企業とは対照的に、このような大企業の経営から来ており、一部は小売店やブランドポートフォリオの運営から来ているという。 同社の小売事業は「当初の予想よりもバックエンドの比重が高まっている」と同氏は述べた。

UBSのアナリスト、マイケル・ゴールドスミス氏とアミ・プロバンド氏は、サイモンの小売業者が今年、昨年の純営業利益と収支を均衡させるという同社の掲げた目標を達成するには、約3億3500万ドルを生み出す必要があると指摘した。 「2023年第3四半期が2023年第1四半期よりわずかに良かったと仮定すると、2023年第4四半期に大きな貢献があったことを意味する」と彼らは水曜日のリサーチノートで述べた。

しかし、小規模のREITやストリップセンター企業は、サイモンのような大企業に比べて安定性が低い傾向があるとエゲラニアン氏は述べた。 より広く言えば、小売業界では季節の予測不可能性を含めた変動性がつきものであり、不動産の相対的な安定性に反すると同氏は述べた。

「REIT は小売業者を所有することは決して想定されていませんでした。 REITは債券のようなものであるべきだ」と彼は語った。 「もちろん、小売業者を所有することは、不動産を裏付けとした債券を運用するよりも不安定です。」