司法長官、スケジュール・カレンダー訴訟を延期

2023 年 8 月 30 日

民主党上院選挙対策委員会はチャールストンの州間高速道路沿いに看板を設置し、ウェストバージニア州知事ジム・ジャスティス氏のスケジュールとカレンダーを求める訴訟について詳しく知るよう有権者に呼びかけた。 (写真提供：スティーブン・アレン・アダムス)

チャールストン — ウェストバージニア州知事のジム・ジャスティス氏の公式カレンダーとスケジュールを就任1年目に遡って求める訴訟は続いており、知事の弁護士らは裁判官に対し、この事件の略式判決を認める申し立てを却下するよう求めている。

司法担当弁護士らは8月9日、民主党上院選挙委員会の弁護士らが7月末に請求した略式判決の申し立てに対して返答を提出した。

DSCCの弁護士らは、カノーワ郡巡回裁判所のジェニファー・ベイリー判事に対し、司法省と知事公室に対し、公記録の引き渡しを求める確認判決を求めており、これには同局に従うよう命令する差し止め命令と訴訟費用の授与も含まれる。 DSCCの弁護士は別の申し立てで、訴訟の却下を求める知事室からの申し立てを拒否するようベイリー氏に求めた。

DSCCは、判事が最初に就任した2017年1月に遡り、判事、ブライアン・エイブラハム首席補佐官、アン・アーリング副首席補佐官、バークレー・ベントレー法務顧問が関与する予定されていたすべての会議の記録へのアクセスを求めている。

8月9日の提出書類の中で、ヒサム・フォーマン・ドノバン・リッチーPLLCが代理人を務める司法省と知事事務所の弁護士は、要求された記録は情報公開法の対象ではなく、公の記録ではないと主張し続けている。

「この訴訟で問題となるのは、政府関係者、幹部、判事、議員が州公記録開示法に基づいて個人のカレンダーやメモを開示しなければならないかどうかだ」と弁護士のカール・シェイファー氏は書いている。 「…この場合の個人のカレンダーやメモなど、政府職員の個人的な便宜のために使用される文書は、FOIAの対象となる『公文書』ではありません。」

シェーファー氏はまた、要求されたカレンダーやスケジュールは、7年近く前の記録であっても、幹部特権とも呼ばれる意図的なプロセス特権によって公衆の監視から保護されていると主張した。

「…行政特権を適用する裁判所は、情報開示が将来の政府関係者による、および政府関係者間の率直な議論に与える萎縮効果に焦点を当てなければならない」とシェイファー氏は書いた。 「さらに…知事とその上級スタッフの個人的なカレンダーやメモは、所有者のスケジュールを不正確に反映する修正草案が常に改訂されているため、本質的に事前決定されています。」

DSCCの研究責任者ダイアナ・アティス氏は4月13日、記録のコピーを求めるFOIAを知事室に提出した。 ベントレーは、州職員が草案とみなされる特定の文書や職員が個人と公務の両方のスケジュールを調整するために使用する文書を差し控えることを認める州のFOIA法の例外規定を理由に、この要請を拒否した。 しかし、知事室はAP通信のFOIA要求を最初に拒否した後、2019年に同様の記録をAP通信に提出した。

「そのような文書はウェストバージニア州情報公開法の対象ではないか、そうでなければ作成が免除されているため、知事事務所は（アティス氏の）要求を拒否した。」 ベントレーは宣誓供述書の中でこう述べた。

知事は2024年の上院議員選挙でジョー・マンチン上院議員（民主党、バージニア州）が持つ議席を巡る共和党候補に立候補しているため、司法長官の記録が標的となっている。 マンチン氏はまだ上院で3期6年目の任期を目指す意向を表明していないが、DSCCは来年の共和党の挑戦者としてジャスティス氏が有力視されている。

DSCCの広報担当アマンダ・シャーマン・ベイティ氏は、「ジム・ジャスティス氏はウェストバージニア州民に対し、仕事のスケジュールやその欠如を隠し続けることはできない」と述べた。 「私たちは、判事のスケジュールが厄介な予備選と法廷でさらに精査されることを十分に予想しています。」

8月18日、DSCCはチャールストンの州間高速道路64号線沿いと判事所有のグリーンブライアー・リゾート近くに看板を設置し、公文書訴訟に焦点を当ててDSCCが作成したウェブサイトへのドライバーを誘導した。